2021年度より内容が変わりました。
2012年から始まったソラシドスクールが、2021年より新たに内容を変えソラシドコミュニティとしてリスタートいたしました。
始めた当初から変わらず『日本の伝統野菜の種を次世代に繋ぐ』を目的に開催してまいりました。
もちろんその考えは引き継ぐのですが、昨今の天候不順、災害やウイルス問題など、これからの地球は様々な変革をもたらします。
そのような今まで以上の問題が起こることが当たり前になっていく世の中で、我々はどうすれば安心・安全な暮らしができるのでしょうか。
それはどんなことがあっても食べることが出来るという本物の安心を得られるコミュニ ティを作り、そこで一人一人が自然と役割を見出していくという環境を作ることだと考えました。
そして安心だけではなく、心の豊かさも育んでいける農(自然)との共生をすすめ、根菜を調理・加工してみんなで食卓を囲むことで、
孤立することのない暖かな仲間と暮らしていける環境、それがこの『ソラシドコミュニティ』です。
名称はそのままソラシドスクールですが、『これからの理想的な食と農のコミュニティの形を模索しながらみんなで作り上げていく』という内容に変えることにしました。
もちろん他の生き方でも安心な生活ができると思いますが、まずはやはり第1次欲求である食べ物がいつも身近にある事は大切ではないでしょうか?
そして土とタネさえあればいつでもどこでも生きていけるという自信を身につけることではないでしょうか?
いつでも畑に食べ物がある、加工してあるものが家に常備されている。そういった安心感を得ている自分を想像してみると、本当に心の底から
生物的な欲求が満たされてくるかと思います。
ソラシド講師の明石さんもお百姓さんになりたいという映画で「食べるために働いてお金を稼ぐのではなく、生きるために食べ物をつくる」
そういったシンプルで分かりやすい生活がしたかったと仰っています。